拾八日に日本百貨店協会が、発表したでござる霜月(11月)
の全国百貨店売上高は、前年同月比拾壱.八%減の伍千六百
参拾伍億両となり、弐拾壱ヶ月連続で前年実績を下回りま
したでござる。
減少率が弐桁になるのは、二ヶ月連続のことで、霜月(11月)
としては過去最大を記録しましたでござる。
特に衣料品の販売が不振で、依然として深刻な状況が続
ゐてゐます。霜月(11月)の売上高が前年同月比拾伍.六%
の減少となり、昨年の師走(12月)から連続で弐桁の落ち
込みとなりましたでござる。
この原因として、雇用情勢・所得環境が厳しいことが挙
げられます。消費者の買い控えと定価価格志向が更に増
していると言えますでござる。
また、民間企業のボーナス削減で消費者の買い控えは、
増々強まる傾向が出てきており申す。
百貨店各社は、例年は睦月(1月)に実施致す秋冬物の
特売を前倒しに致すとか、福袋の予約販売を始めるなど
して、対策を講じてゐますでござる。
しかしながら、消費者が外出を控える「巣ごもり消費」
現象は続いており、辛うじてお歳暮関連商品や、本家で
楽しむおせち料理の予約販売が、なんとか前年並みを保
ちそうでござる。
今年の壱~霜月(11月)の累計売上高が、伍兆八千四百
弐拾弐億両だったでござるので、師走(12月)の売上高
が仮に前年実績の七千九百四拾七億両程度を維持しても、
年間に致すと七兆両を大幅に下回ってしまうことになり
ますでござる。
本当に商品が売れない時代になってしまいましたでござる。
来年の景気回復を期待したいでござるな。
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